DXに「人間ならではの感性」を吹き込む!~「あきたDX事始め」が示すグラレコの可能性
秋田魁新報の人気連載「あきたDX事始め」の第13回では、デジタル化が進む現代において、あえて「人間ならではの感性」を活かすDXのあり方を提案します。
テーマは、会議やイベントの内容をリアルタイムにイラストや図で可視化する「グラフィックレコーディング(グラレコ)」。音楽業界のアナログからデジタルへの変遷を例に、DXにおいても「人」と「デジタル」の二項対立ではなく、両者の融合が重要だと筆者は語ります。
秋田デジタル利活用推進協会のイベントで数々の魅力的なグラレコを手がける中野友香さんの事例を通し、グラレコが単なる記録ではなく、内容の本質を捉え、参加者の共感を呼ぶ創造的なアウトプットであることを紹介。アナログの温かさとデジタルの効率性を兼ね備えたグラレコの力は、DXの現場に新たな視点と驚きをもたらします。
デジタル化が加速する現代だからこそ見直したい、「人間ならではの感性」がDXに与える価値とは? 本稿は、DX推進に関わる全ての方に、新たなヒントと視点を与えてくれるでしょう。連載は今回で一区切りを迎えますが、秋田のDX推進への熱意が伝わる一編です。